こんにちは。
京都 北山 RicaRicoです。
まだまだお正月気分の、静かな朝。
のどかな朝を迎えられたことに感謝ですね。
ところで…今月号の婦人画報をご覧になりましたか?
グッチから発売された新作バック。
実はこれ、京都西陣織のhosooさんとのコラボバックなのです。
この婦人画報が発売される前のとある日。
HOSOOさんへ行ってまいりました。
存在感のあるこちらの建物が、HOSOOさん。
1階はギャラリーとカフェスペース。
実際にHOSOOさんの西陣織を使用した商品たちが展示されています。
家具や、カーテンなどのホーム系の商品から~
バックや、お財布、ルームウエアーなどのアパレル商品まで、新しい西陣織の商品がずらりと並ぶショールーム。
奥には、西陣織に囲まれたカフェスペースも。
ご案内頂いたスタッフさんに、とっても基本的な質問をしてみました。「織物というのはたくさんありますが、西陣織の概念は何ですか?」
答えは簡単「京都・西陣地区で蚕から育て、糸を作り、染めて、その糸を使って織られたもの」それが西陣織。
京都の伝統的な織物を後代へ繋ぐということで、世界へ発信された先駆けがこちらの会社とチーム。
今までは32cm幅しか織れなかった織機を、150cmで織れる織機を開発し、世界からのオーダーに答えることができるようになったのだとか…
ディオール、シャネル、ルイヴィトンなどラグジュアリーブランドからトップスターホテルでも使用されるようになり、テキスタイルメゾンとして名をはせられるように・・・
そんな中の1つが今回のグッチのバックだったようです。
実は私たちも帯を使用したオリジナルバックを、昨年意匠登録いたしました。様々な異文化を受け入れてきた日本。
ならば、せっかく日本に生まれたのだから、そして京都に生まれたのだから、日本の文化も海外の方へ取り入れていただきたい。伝えていただきたいという願いを込めた「KOTO」
きっとお店へご来店いただいた方は、ご覧いただいているかと思います。
HOSOOさんのような大それたことは、できませんが…
西陣織をはじめとする素晴らしい日本の伝統文化でもある織物。着物や、帯、帯締めetc…はとても素晴らしいものではあるものの、現代社会の生活には取り入れられにくくなっていることも現実。
そんな伝統文化の織物を、次世代へ受け継がれていけないだろうか?もう少し私たちも日常生活で使ってみたいと思えるものに変えられないだろうか?と考えて作ったのがこのバック。
実はバックには、普通のバックとは少し違うこだわりがあり、もう少し続きの構想があるので…バックの詳しいお話はまたの機会ということで、お楽しみに~♪
ぜひ皆様からの貴重なご意見、ご感想もお聞かせいただけると嬉しいです。
またHOSOOさんのショールームは、どなたでも観覧可能です。2階では、期間ごとに様々なイベントを開催されています。
3月までは、2022年4月に27歳の若さで亡くなられたデザイナー”高橋大雅”さんが生前集めたヴィンテージコレクションが展示されています。
ヴィンテージに詳しくない私が見ても、素晴らしいものばかり。ヴィンテージファンの方には、たまらないほどの展示です。ご興味がおありの方はぜひお立ち寄りください。
では、今日もお正月を目いっぱい満喫できる1日になりますように・・・
この記事を書いた人
- 仕事するなら楽しまないと!とアパレルの世界へ。お客様から「この間買った○○みんなに褒められたよ。」「勧めてくれたコレ気に入ってよく着てます。」「RicaRicoさんで買ったお洋服着る時はウキウキするの」と言っていただける事が一番嬉しい時。一人でも多くのお客様から最高の一言をお伺いできるように、個々に合った10歳若返るコーディネートをご提案します。初対面でお会いすると大人しそうねと言われますが、実は旅行に、ドライブ、食べ歩きにスポーツが大好き!と活発な私。ご来店の際はお気軽にお声掛けください。
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