スーツ生誕350周年

 

こんにちは。
京都　北山　RicaRicoです。

今週は晴れの日が続きますね。
昨日の定休日は、お天気に誘われておでかけしました。

 

なんと2016年今年は、メンズスーツの生誕350周年にあたるそうなのです。
それを記念した「半・分解展」という展示会へ行ってきました。

 

初めて女坂と言われている京女さんの坂を登りたどり着いたのがすてきな会館。

 

 

半分解展というのは、その名の通り、お洋服の半分を分解して中身が見られるというもの。

例えば・・・

この写真のジャケット。

 

分解すると、こんな形になるわけです。

 

他にも・・・

 

このジャケットを分解すると・・

 

こんな形になっていたり・・・
ただ単なる貴族のお洋服だけでなく、消防服でさえもきちんと仕立てられていて驚きでした。

 

私は学校で洋裁を習ったわけでもなく・・・
デザインを勉強したわけでもなく、実践教育で身に着けてきましたが、
こんな形で見せていただくと、お洋服の仕立てられ方がとっても良く分かります。

 

そんな私がとっても気になったのがこのジャケット

 

型のカーブに施された、とても丁寧な始末であったり。。。

 

小さな小物に至るまでの丁寧な作業が目にとるように分かります。

こんなに丁寧に作られたお洋服。
きっと大切に守り続けられていたのでしょうね。

 

私のお洋服も、こんな風に丁寧に、作り手の方の思いが込められているのでしょうね。
でも・・・反面とってもお安いファストファッションが流行していたりしていますが、
こんなに工程が必要なお洋服が、既成服とはいえなぜ？あんなお値段でできるのか？？
それを製造するために、どこかで苦労している人はいないのだろうか？

なんてことを、考えさせられました。

 

RicaRicoでは、これまでもそしてこれからも
きちんと作り手さんの気持ちがこもった、丁寧なお洋服を・・・・
作った人も、それを着ている人も楽しくなれるお洋服をご提供したいと改めて心に誓ったのでした。