クリスマスイブ、静かなディナーの余韻

こんにちは。
京都　北山　RicaRicoです。

クリスマスイブの定休日。
ご挨拶のクリスマスメッセージを
たくさんお送りいただき、
ありがとうございます。

 

今年のクリスマスは、
忘年会を兼ねたディナーへ

今年のクリスマスも、いつもの通り
クリスマスメニューが始まる前に、
忘年会を兼ねてディナーへ。

久しぶりに訪れたのは——
米村さん。

今回は2階のお店で、
しっぽりとした時間を楽しみました。

 

 

“マリアージュ”が生み出す
唯一無二のフレンチ

米村さんのお料理の特徴は、
普段なかなか口にできない高級食材を使いながら、

それらをただ組み合わせるのではなく、
まるでワインとのマリアージュのように
食材同士を調和させて仕上げること。

 

前菜ひとつひとつも、
3種類以上の食材が見事にマリアージュされていて、
ここでしか味わえないフレンチの世界。

本当に贅沢な時間です。

 

 

カニ、アワビ、
名物ブイヤーベース…

今年初のカニも堪能。

 

 

アワビには海外の珍しいフルーツが添えられ、
口の中でまた別のお料理が完成していくような感覚に。

 

 

名物のブイヤーベースも健在で、

 

 

パスタも定番の味から、
さまざまな食材とのコラボレーションで
“味変”を楽しめる一皿に。

 

2種のお肉と、
食いしん坊の幸せ

締めのお肉は2種類。
食いしん坊にとって、
一度でいろんな味を楽しめるのは
嬉しいポイントです。

 

 

 

もちろん、カレーも忘れずに（笑）

 

小さな違和感と、
感じた変化

以前は箱入りだったデザートが
今回はプレート仕様に変わっていて、少し残念。

 

 

お料理だけでなく、
器やカトラリーの可愛さも
ここでの楽しみのひとつだったのですが…。

そして、なぜか
以前ほどの感動がなく…。

お店の空気も、少しだけ
落ち着いたように感じて…。

何かが「悪い」わけではないのに、
あの頃のパワーはどこへ行ったんだろう…
何が違うんだろう…と、
ふと考えてしまいました。

こういう感覚って、
説明しにくいけれど
お客様がちゃんと感じ取られる
とても繊細な部分だと思うのです。

実は、同じようなことを
感じていらっしゃる方もいて…。

「やっぱり、そう思うよね」と
静かにうなずき合うような
そんな夜でした。

 

お店という場所

お店という場所は、
ほんとうに繊細で、むずかしくて、
でも、だからこそ面白いのだな…と。

そんなことを、静かに感じた
今年のクリスマスディナーでした。

皆さまへ

ということで、
皆さまもどうぞ
素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ。